生後21か月で、初産を迎えたゆかりこ。
1週間前から毎晩様子を確認し、前夜、骨盤が開いていよいよかなと思った翌朝2月27日(水)、子牛の両前足が出てきていました。
逆子ではないのですが、子牛の頭がねじれて奥で引っかかり、両前足と同じ向きに直さないと出てくることができない状態。
獣医さんを呼び、手を入れて向きを直そうとしたのですが、どうにも戻すことができず。
子牛は諦めたとしても、何とか出さないことには母牛も危険。
最後までいろいろ試したのですが、夕方、ゆかりこも力尽きてしまいました。
山地酪農の牛は安産で、自力で産めるという過信。
今回のような難産に立ち会ったことがなく、知識も経験も乏しいこと。
獣医さんを呼んだから何とか助けてもらえるという甘え。
「あの時こうしていれば、結果は違ったかもしれない」ということばかり、後から浮かんできます。
ゆかりこの仔、
お母さんの顔を見せてあげられなくて、ごめんなさい。
ゆかりこ、
助けてあげられなくて、本当に、ごめんね
あおばに続いてこんなご報告で、申し訳ありません。
まだまだ酪農家を名乗るには経験不足ですが、
今いる牛たちと、きちんと向き合っていきたいと思います。